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レトロ横丁



月刊「ひろば北九州」12月号 <門司港便り>

北九州の文化とまちづくりの総合情報誌・月刊「ひろば北九州」の<遊・YOU・悠>欄のコラム「門司港便り」を来年(2011年)3月まで担当しています。寄稿した記事内容を「レトロ横丁」に掲載しますのでご一読いただければ幸いです。

◉タイトル:隠れた名物「ビルマうどん」ぜひ!

 門司港のご当地グルメは焼きカレーですが、私にはこの
時期になると食べたくなるカレー風味のうどんがあります。
その名は「ビルマうどん」。
 元々は栄町銀天街の玉寿司の名物メニューでした。二代
目のご店主が戦時中ビルマ(現ミャンマー)で覚えた「鶏
のカレー煮込み料理」を基に、復員後、うどんと組み合わ
せて提供したのが始まりだったそうです。
 じっくりと煮込んだ骨付き鶏肉と心地よい辛さのカレー
スープが絶妙のバランスの、クセになる味でした。また、
ビルマうどん(650円)にはご飯と床漬けが付いていま
した。さりげなく出されたその床漬けも実に美味!
 昼時になるとサラリーマンや常連客で賑わっていた玉寿
司ですが、残念ながら2007年9月11日に閉店してし
まいました。しかし、ビルマうどんのファンの一人でもあ
った「ちゃんらー亭」(東港町の港ハウス1F)のご店主
が研究に研究を重ね、見事にその味を再現されています。
門司港に来られたら、ぜひ一度味わってください。
                 (山口酒店・山口仁)


玉寿司のビルマうどん=閉店の2007年9月11日撮影。
月刊「ひろば北九州」12月号 <門司港便り>_e0014058_0594214.jpg
by d-mojiko | 2010-12-01 01:00 | 月刊「ひろば北九州」
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門司港の今を伝えます

by d-mojiko
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自己紹介
日々のなにげない生活の中で、美しいもの、おいしいもの、楽しい事など
ささやかな事でいいのですが、こころ動かされるものに出逢うと、すこし豊かな気持ちになれます。自分の感じた事を自分のことばで、素直にお伝えしたいと思っています。よろしかったら、私のホームページにも、お越しください。
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