ただいま門司港では門司港発祥「焼きカレー」が大人気となっていますが、今日は、もうひとつの門司港発祥の料理をご紹介しましょう。その名は「ちゃんらー」で、和風ラーメン(うどんダシ)のスープにちゃんぽんの麺を使用して作られた大衆食堂の味。発案者、由来などは諸説あり、謎に包まれた幻の麺で、戦後の食糧難の時代に安価でボリュームのある麺料理として門司港の人々に愛されてきたそうです。
麺の上にのっているのは、もやし・ワカメ・ネギ・ごま・コショウだけ。
このシンプルさが、うまさの秘訣なのでしょうか!?
どこか懐かしく、素朴な味です。価格は400円(税込)。
そして今日(5/2)少し昔の、門司港の懐かしい味を再現し、
おいしく食べさせてくれる「ちゃんらー亭」が
港ハウス(観光物産館)1階にオープンしました。
開店されたのは、現在、門司高校の学食でも「平成ちゃんらー」を作られてる本木さん。
奥さんと一緒に頑張られています。
おふたりとも門司高校の卒業生で、同級生だそうです。
門司港を愛するおふたりの、心のこもった「ちゃんらー」をぜひ味わってみてください。
また店内には、大里の歌う果物屋さんこと山形さんの「ちゃんらーの歌」や
「がんばれ!門司港の歌」が時々流れています。
「ちゃんらー」を食べながら、この楽しい歌もぜひ聴いてみてください。
きっと、元気がでますよ!