本州と九州を結ぶ輸送機関として、1901年(明治34年)5月に発足した関門連絡船。最盛期の1941年(昭和16年)には、一日平均53往復、年間約880万人(一日平均約2万4000人)を輸送していたそうです。
しかしながら、時代の流れと世の中の変遷により、1964年(昭和39年)10月31日を最後に、栄光の歴史を閉じました。第18回オリンピック東京大会が開幕した月と同じなんですね。
絵はがきには、昭和14年2月18日下関要塞司令部許可済と記されています。
現在は、JR門司港駅構内に、当時の関門連絡通路跡が残されています。
桟橋までの約100mを結んでいたそうです。
ちょうど今、門司港レトロ・カーフェスティバル(10月22日まで)
の会場になっている所です。なつかしの名車を見ながら、このポイントもお見逃しなく!
そして現在、門司港と下関(唐戸)を結ぶ関門連絡船は、
「マリンゲートもじ」から出航しています。約5分の船旅が楽しめますよ!