レトロ横丁



親御さんの思いが込められた「決め酒」。

私の世代では、当たり前のように行われていた結納。ブライダル関係の情報誌によりますと、最近は「結納をしない派」が約7割を占めていて、堅苦しい結納を止めて両家で食事会を行うなどカジュアル化の時代になってるようです。そう言えば我が家の場合も、2年前に結婚した娘の時がそうでした・・・。
そんな簡略化の傾向にある結納ですが、つい先日、知り合いの方から「決め酒」を用意したいとのご依頼がありました。地域によって違うようですが、「決め酒」あるいは「済み酒」とは、婚約のしるしとして新郎側が未来の奥さんの実家に出向いて互いに酒を酌み交わすことにより、結婚の意思表示を行うという意味があるようです。この風習は、いまでは大変珍しくなりましたが、おそらく両家が最初に顔合わせをする大切な場での、新郎側の親御さんのいろいろな思いが込められた品なのではないでしょうか。酒屋としても、大変貴重な経験をさせていただきました。ありがとうございました。

東京堂結納佛具店さんで「決め酒」に相応しい水引きをかけていただいた
桐箱入りの純米大吟醸「繚爛」。
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お二人の幸せを祈って、上品な細工が施されていました。
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因みに、この風習は阪神地方では「固めの儀」もしくは「扇子納め」と言うそうです。
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by d-mojiko | 2010-06-26 17:26 | 山口酒店だより
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日々のなにげない生活の中で、美しいもの、おいしいもの、楽しい事など
ささやかな事でいいのですが、こころ動かされるものに出逢うと、すこし豊かな気持ちになれます。自分の感じた事を自分のことばで、素直にお伝えしたいと思っています。よろしかったら、私のホームページにも、お越しください。
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